1: F’R2F’R2
U=青,F=オレンジ,D=白で持って、4回動かしてください。
CO(コーナーオリエンテーション)
コーナーの向きから考えてみましょう。
コーナーの向きを認識することは比較的簡単です。
コーナーキューブの3色のうち、白もしくは青が、U(青)面もしくはD(白)面に対してどう向いているか?です。
青面に青または白がある場合はOK。白面に白または青がある場合もOKです。
それ以外は向きがあっていません。
つまりU面では、UFR(白黄オ),UFL(白黄赤)が向きがあっていません。
UBR(青緑オ),UBL(青緑赤)は向きはOKです。
そしてD面では、DFR(白緑オ),DBR(青黄赤)が向きがあっていません。
DFL(青黄オ),DBL(白緑オ)は向きはOKです。
このU面にあるペア、とD面にあるペアはCOの基本パターンになります。
私は、U面の状態をCパターン。D面の状態をIパターンと呼んでいます。
目隠しのCOはこれだけ覚えれば何とかなります。
向き合わせ3つのコーナーの場合もCとIの組み合わせで揃えられます。
それぞれ、向きのあっていないコーナーがUFR,UBRにある場合の手順は以下のようになります。
Cパターン: L’U'LU’L'U2L-RUR’URU2R’
Iパターン: RU2R’U'RU’R'-L’U2LUL’UL
この手順は、ノーマルで6面を揃えるときにもコーナー向き合わせで必ず習得する手順の左右鏡面の連続です。ちなみに、CとIパターンは逆手順の関係になっています。
今回は、
U面は、U’-[Cパターン]-U でコーナーの向きが揃います(U面コーナー色が青白だけ)。
実際:U’-L’U'LU’L'U2L-RUR’URU2R’-U
D面は、f2-U2-[Iパターン]-U2-f2でコーナーの向きが揃います。
しかし実際には、Iパターンの左右鏡面手順を使用しています。
実際:f2-L’U2LUL’UL-RU2R’U'RU’R'-f2
C,Iは動きがわかりやすいので鏡面手順もすぐに覚えられるでしょう。
これで、CO完成です。
EO(エッジオリエンテーション)
つぎは、エッジの向きを考えます。
青エッジと白エッジがUまたはD面にあるとき、判断は簡単です。
青または白が側面にあれば向きは合っていません。
青白の無い中段色の判断はなかなか難しいですね。
この判断が目隠しを始めるにあたって一番最初にひっかかる部分だと思います。
数学的理屈はわからないのですが、エッジの向きが全部揃うと、Ux,Dx,Rx,Lx,F2,B2だけで揃える限りは、向きが入れ替わることは無いのです。
裏を返せば、Ux,Dx,Rx,Lx,F2,B2だけで、中段が正しく揃うかチェックすれば中段色の向きの判断が出来ます。
UF1番にあるBR8番に入るべき黄赤エッジですが、U’Rで位置は揃いますが向きは揃いませんね。つまり、向きはあっていないと判断します。
FL6番にあるFR5番に入るべき黄オレンジエッジは、F2で位置向き揃いますから、向きはOKです。
FR5番にあるFD9番に入るべき白オレンジエッジは、R’D'で位置は揃いますが向きは揃いません。
やはり、向きはあっていないと判断します。
BR8番にあるFL6番に入るべきオレンジ黄色エッジは、R2F2で位置向き揃いますから向きはOKです。他のエッジの向きがOKなことは問題ないでしょう。
今回は、UF1番とFR5番の2つだけ向きを揃える必要があります。
私は、EOにルービックマヌーバは使用しません。
以下が基本動作です。
U面URともう一カ所エッジを反転する:
R’ER2E2R’-Ux-RE2R2E’R-U’x (Eの向きはUと同じとする)
xが180度ならURとULの反転ですね。
従って、今回の場合は、R-[UF,UR反転]-R’ となります。
実際: R-[R’ER2E2R’-U’-RE2R2E’R-U]-R’
**EO判断をまとめると以下のようになります。
青白エッジがUD面にある時:青白がUD面にあればOK
青白エッジが中段にある時:青白がFB面にあればOK
中段エッジがUD面にある時:FR色がUD面にあればOK
中段エッジが中段にある時:RL色がRL面にあればOK
EP(エッジパーミュテーション)
次は、エッジの位置あわせです。
UF1番スロットにあるエッジからそれがどこに入るべきか調べます。
そして、玉突きのように追い出されるエッジがどこに行くのか調べていきます。
UF1番には、黄赤エッジがあります。
黄赤エッジはBR8番に入るべきです。
BR8番には緑オレンジがあります。
緑オレンジはFL6番に入るべきです。
FL6番には黄オレンジがあります。
黄オレンジはFR5番に入るべきです。
FR5番には、白オレンジがあります。
白オレンジはFD9番に入るべきです。
FD9番には青オレンジがあります。
青オレンジはUF1番に入るべきです。
ここでループが閉じました。
順番を書いていくと、
1>8>6>5>9となります。
これを「いはろごく」と覚えます。呪文のように唱えてください。
EPでの基本動作はいわゆるPLL1,2番です。
いわゆるエッジ3サイクルを繰り返して揃えていきます。
これはいろいろな手順がありますが、私は目隠しで行う時は以下の手順を基本としています。
基本手順:
4(RU)>2(LU)>1(FU): M2UM’U2MUM2 (MはRと同じとする)
2(LU)>4(RU)>1(FU): M2U’M'U2MU’M2
実際には、U面をR面にしてR面を右手で包むようなイメージで持ちます。
全体を包むように持って、嘗めるような回転で回すのでポップは少ないかなと思います。
またM(E)に慣れていること。最後のM2をRw2としてセットアップキャンセルできることがしばしばあることなどがあります。
もちろん、ノーマルの手順が高速で安定しているならそれでもいいでしょう。
もう一度確認です。
「いはろごく」
まず、最初の3つ「い(1)は(8)ろ(6)」に注目します。
いはろが基本手順の位置に来るようにセットアップします。
つまり、R’で「は(8)」のRBがRU4番の位置にきます。
そしてL’で「ろ(6)」のFLがLU2番の位置にきます。
つまり「い(1)は(8)ろ(6)」が見かけ上4(RU)>2(LU)>1(FU)と同じになります。
これをセットアップといいます。
基本手順M2UM’U2MUM2を行い、セットアップキャンセルRLを行ってください。
実際:R’L'-M2UM’U2MUM2-RL
もともと「い(1)は(8)ろ(6)ご(5)く(9)」でしたが、は(8)ろ(6)が完成していることでしょう。
そして残ったエッジの並びを確認してください。
「い(1)ご(5)く(9)」になっているはずです。
次なるセットアップはどうなるでしょうか?
セットアップに使えるのは、Ux,Dx,Rx,Lx,F2,B2だけです。
例1 R-D’L2 Rで「ご(5)」がRU4番へ。D’L2で「く(9)」がLU2番にきます。
例2 U’-D U’で「い(1)」がRU4番へ。Dで「く(9)」がDL12番にきます。
f’と持ち替えれば基本手順になっていることがわかるでしょう。
私は例2のように基本手順をR面やL面などU面D面以外にセットアップすることを多用しています。
実際: U’D-f’-M2UM’U2MUM2-f-D’U
U’D-E2RER2E’RE2-D’U
エッジは全部揃いましたでしょうか?
ここで示したように、エッジの順列は一旦記憶してしまえばそれをシャッフルすることはないのです。
先頭から3つづつ組にして3サイクルをする(今回で言えば「い(1)は(8)ろ(6)」)。そうすると3つ組の後2つ(は(8)ろ(6))が完成して消えてしまうのです。続きの2つを思い出して先頭と3つ組をつくる(「い(1)ご(5)く(9)」)。そして3サイクルをするのです。
エッジの記憶のポイントの一つは1・2・2・・・のリズムです。
並びが奇数個であればそれは3サイクルの連続だけで完成できます。
しかし、偶数個であれば先頭と最後の一つは相互に交換(2サイクル)の状態となり残ってしまいます。
CP(コーナーパーミュテーション)
最後にコーナーの位置合わせです。
今回は一般的な方法と私の方法を解説します。
たぶん、多くの人はエッジで用いたのと同じ方法を利用していることでしょう。
数字や記号を割り振れば記憶の助けになるかもしれません。
しかし、一方で同じ数字がでてくるとエッジとコーナーの記憶が紛れてしまうかもしれません。
ここでは動的イメージで記憶することをお薦めします。
UFRにあるコーナーに注目しましょう。
これは白黄オレンジなので、DFRに行くべきです。
DFRにあるのは白緑オレンジなので、DFLに行くべきです。
DFLにあるのは青黄オレンジなのでUFRに戻ります。
では、残りのコーナーを調べてみましょう。
UFLにあるのは白黄赤ですからDBRに行くべきです。
DBRにあるのは青赤黄ですからUBRに行くべきです。
UBRにあるのは青緑オレンジですからUFLに戻ります。
つまり、
UFR>DFR>DFL と UFL>DBR>UBR という2つの3サイクルが見えてきます。
ここでコーナー3サイクルの基本を紹介します。
同一面でのコーナー3サイクルはPLLの3,4番ですね。
ちなみに私は以下のように回します。
基本手順:
UBL>UBR>UFR B2R2B’L'BR2B’LB’
UBR>UBL>UFL B2L2BRB’L2BR’B
今回は、コーナーがUD面両面にまたがっています。
もちろん、セットアップしてU面で処理してセットアップキャンセルする方法もありますが、
UD面にまたがる場合は、以下の手順を用います。
基本手順:
UFR>DFR>DBR (FR’F'R)x3-U’-(RB’R'B)x3-U
これは(FR’F'R)x3からの発展型です。
(FR’F'R)x3だけだとUFL,UBRの交換とUFR,DFRの交換です。
それをUxを挟んで2回行うと、UFL,UBRが元の位置に戻って3サイクルになる訳です。
これは、目隠しCPの基本になります。このバリエーションを多用することになります。
今回は、UFR>DFR>DFL と UFL>DBR>UBR ですから、
実際には次のようにします。
UFR>DFR>DFL
実際:(FR’F'R)x3-Dw-(FR’F'R)x3-Dw’
UFL>DBR>UBR
実際:(BR’B'R)x3-Uw2-(BR’B'R)x3-Uw2
これで6面完成です!!
では一応、私が本当に行っているCPを解説します。
簡単に言うと、最初に青白をUDに振り分けます。それからD面内、U面内でそれぞれ処理します。
EPがきちんと設計できていないとCPの設計を始めることが出来ません。
パリティをどう処理するのか、考えながら手順を探しています。
今回は、EPが5エッジで完結しています。それをしっかりと確認します。
そうするとCP単独で手順を検討すればよいことになります(パリティなし)。
次に、U面に青コーナーが2つ、白コーナーが2つあることを確認します。
そこでU面にある白二つとD面にある青二つを交換します。
当然ですが交換の組合せは2通りあります。
D面にある白コーナーの位置を確認してどちらの交換方法がいいのか判断します。
D面の白コーナーですが、DBLは位置があっています。DFRはDFLに行くべき白緑オレンジです。
したがって、白黄オレンジをDBR,白緑赤をDFLに置けば、D面はコーナー3サイクルで完成するはずです。
つまり、[UFR<>DBR, UFL<>DFL]という2ペア交換が最初の手順になります。
交換すれば、U面コーナーは UFL>UFR>UBR という3サイクルになります。
実際:
[UFR<>DBR, UFL<>DFL] B2-u’-(FR’F'R)x3-u-B2
各面でのコーナー3サイクルは解説不要ですね。
今回の場合は、私のCPの方が手順が多く不利になりますね。